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宮沢賢治研究会

10月第306回例会のご案内


開催日 08.gif 令和元年10月5日(土) 開場 08.gif 13:00
会場 08.gif渋谷区千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 13:30 終了予定16:45
会場整理費 08.gif 500円

※ 午後時間の開催です。

発表者と演題
(前半)08.gif  宮澤 哲夫(みやざわてつお)氏
(仮)賢治ワールド探索―書籍案内(平成期)

 研究会機関誌「賢治研究」51号から134号まで74回にわたって、賢治関連の新刊書を紹介するコラム「新刊めぐり」を担当いたしました。この連載は平成という時代をすっぽりとカバーする時間帯であったことから、ある意味では賢治研究という視点からみての平成期の出版の動向の何かが見えてくるかもしれません。
 掲載当時から、出版された書籍にはなるべく主観的な見解を加えず、単なる紹介のコラムであることに徹しようと努めました。
 今回の発表にあたり、紹介できました約700冊を、10年ごとの3期に分け、掲載時と実際の出版時期とのずれを訂正しながら再整理いたしました。
 賢治論・作家論を含む学術的な研究書から、多くの人の目に届きやすいアニメなどまでの幅の広さ。また鉱物学・天文学をはじめあらゆる分野にわたる視点からの賢治関連書籍が出版されてきたということ。このことに今さらながら驚くとともに、賢治をめぐっていくつもの厚い層が積み重なっている「賢治ワールド」の巨大さをあらためて認識したいと思います。
(「賢治研究」元編集長)


(後半)08.gif  栗原  敦(くりはらあつし)氏
「資料と研究・ところどころ」別篇
―同封されたある詩人の手紙・「生徒諸君に寄せる」の行方?・「疾中」詩篇の範囲(〈S博士〉問題の本当の深層)のことなど―

 「賢治研究」に掲載させていただいている拙稿「資料と研究・ところどころ」の内容は、宮沢賢治在世中の事実・記事等の資料に関することを基本としています。資料の特質に関わって従前の解釈や見解と異なる場合、事情説明などの必要から、多少意見や異論に及ぶこともないわけではありませんが。
 それにしても、賢治没後の時間も長くなり、批評や研究や様々な探究、発言の歴史も積み重なり、賢治理解や普及や受け止め方に注目する受容史(や研究史)といった次元での論究も少なからず累積されるようになってきました。『春と修羅』の「序」に関わって言及された「歴史や宗教」の位置の変換(大正14・2・9森佐一宛書簡)という賢治の意図の解明などにそれらが関わるかどうかも興味深いところですが、「宮沢賢治在世中」の範囲をこえた話題にもいくつかは言及したい事柄があり、今回、その二、三を取り上げてみようと考えました。
(実践女子大学名誉教授)

プロジェクター使用=無し(型番) スピーカー使用=無し

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9月短歌読書会

開催日 08.gif令和元年9月7日(土) 開場 08.gif17:30
会場 08.gif氷川区民会館 開会 08.gif18:00終了予定20:45

※ 夜時間の開催です。いずれ夜時間は廃止となります。

ちやんがちやんがうまこ 5908.gif 「夜の間がらちやんがちやんがうまこ/見るべとて 下の橋には いっぱ 人立つからです。担当は大島さんです。

8月第305回例会のご案内


開催日 08.gif 平成31年8月3日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif渋谷区千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 18:00 終了予定20:45
会場整理費 08.gif 500円

※ 夜時間の開催です。

8月例会の内容
08.gif  ビブリオバトル
 8月は特別企画としてビブリオバトルを開催します。ビブリオバトルとは近年盛んになっている読書運動で、次のように行われています。
(1)みんなに読んでもらいたいと思う本を発表する。その本のおもしろいところをPRする。
 参加者全員は発表しなくてもよい。
(2)発表の制限時間は5分。その後、3分程度、ディスカッションする。
(3)参加者全員で「読んで見たい」と思った本を投票し、入賞者を表彰する。
 8月例会でのビブリオバトルではPRするのは賢治の作品(童話集や詩集、絵本は含む)とします。また、(3)の投票は省きます。例会の参加者に「これが宮沢賢治の最高の作品だ」または「改めて読んでみることを勧めたい」と思われるものを皆さんにお勧めください。
 発表者は当日、受け付け、くじ引きで発表順を決定します。途中での発表参加者は順次,最後になります。
 ご自身が思う賢治作品の読むべきところを積極的にご発表ください。
ビブリオバトル情報1
ビブリオバトル情報2

プロジェクター使用=無し(型番) スピーカー使用=無し

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7月短歌読書会

開催日 08.gif平成31年7月6日(土) 開場 08.gif17:30
会場 08.gif氷川区民会館 開会 08.gif18:00終了予定20:45

※ 夜時間の開催です。いずれ夜時間は廃止となります。

校友会会報第三十三号 3708.gif 「こは雲の、縞なあらなくに、正銘の、よるの空虚のひかるだんだら。からです。担当は加藤さんです。

6月第304回例会のご案内


開催日 08.gif 平成31年6月1日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif渋谷区氷川区民会館 開会 08.gif 18:00 終了予定20:45
会場整理費 08.gif 500円

※ 夜時間の開催です。

発表者と演題
(前半)08.gif  外山 正(とやまただし)氏
我が記憶のイーハトーブ
 私事であるが、賢治に関わって半世紀が過ぎた。賢治に惹かれる理由を、折々に矯めつ眇めつ考えて来て、自分の指向がどっちへ向いているかの意識はある。ただ、「これが結論です。」と人に説明出来る様な解決にまでは至っていない。しかし、歳を重ね残り時間が減少することは、心境を変化させる理由となる。既に新たな展開は望めず、目の前の材料で判断するしかないと考えるに至った。ここらが発表の動機である。どの様な手法で行うべきかを考えると、出てくるのは「記憶」の「精査」である。通常の記憶は、昔を振り返る「観察」なのだが、古い記憶は再生産のため誤差が多い。
 この種の記憶とは別に、「想起」がある。六十年を超えてリバイバルを繰り返すしぶとい「想起」や「経験」があり、現在まで残り続けたものでもある。これらの世界に遊んでみたい。その中には勿論「イーハトーブ体験」も含まれる。どの様な解釈が加えられるかを考えたい。
(本会参与、宮沢賢治学会イーハトーブセンター副代表理事)


(中間)08.gif  総  会


(後半)08.gif  富山 英俊(とみやまひでとし)氏
賢治詩の音数律再説/文語詩「不軽菩薩」と「御義口伝」

 今回の発表の前半では、近刊の拙著『挽歌と反語――宮沢賢治の詩と宗教』でも中心的主題のひとつとした賢治詩の音数律について、口頭での説明と補足を行いたい。拙著では、伝統的韻律の七音や五音を「二音の単位が四つ集まる八音分の持続のなかに無音の拍が置かれるもの」と見る音数律論の観点から、賢治詩に特徴的な「八・七」音律などを検討した。
 後半では、同じく拙著の第七章の注7で簡単に素描した、文語詩「不軽菩薩」と伝日蓮の口伝「御義口伝」の「本覚」思想的傾向との関係について、補足的な報告を行いたい。それはたとえば、「われは不軽ぞかれは慢/こは無明なりしかもあれ」の意味解釈に関わる。
(明治学院大学文学部教授)

プロジェクター使用=有り(型番) スピーカー使用=有り

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